ごあいさつ


 私は、「浄土真宗本願寺派 御供物司」を家業とする家に生まれ育ちました。

 物心がついた頃より、西本願寺前寺内町の一角にある昔ながらの職住が一体となった生活空間で、日常的に「松風」や「御供物」と触れ合う環境で過ごしました。その中で経験してきた多くの事が、現在に至る私の糧となっています。

 諸行無常、良くも悪くも万事すべてが変化していく自然摂理の中で、少しでも良いカタチにして子へ孫へと伝えていけるように、「ものづくり」を大切に行っています。

 本願寺派 御供物司の「原点」と真摯に向き合って、自らの役割を果たして参りたいと存じます。
 
 何卒よろしくお願い申し上げます。


     

三木都 大塚 真毅