御供物の歴史

三木都の御供物

「下り藤」 落雁製品

価 格

浄土真宗本願寺派 御供物の歴史


 初代 大塚与左衛門春秀は、室町時代応永28年(1421年)に37歳で家を興し業を創めました。

 文明十年(1478年)、蓮如上人は山科に本願寺の建設をはじめられ、この頃にはすでに大塚家は主として諸堂の供物の調進に当たっていました。

尚、現在の「株式会社亀屋陸奥」と当工房は別母体であり、お間違えございませんようお願い申し上げます。

 御供物の創世期はどのような形だったのか、いつ頃から今のような形になったのか、確かな文献記録は残っておりません。各々時代で、可能な限りを御仏様にお供えされてきたということが、その製法から窺い知ることができます。

 「御供物」は、一言で申しますと、仏様にこの世で最高のものをお供えして、それを皆で分かち合うというものです。
 
 御供物の歴史からも、先人達が皆で力を合わせて苦難の時代を乗り越えてこられたことが伝わってきます。